子育てや仕事が一段落して、自分の時間の使い方を考え始めた方もいらっしゃるかもしれません。まだ毎日が忙しいなかで、何か自分のための楽しみがほしいと感じている方や、「趣味は何ですか」と聞かれて答えに困った経験がある方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、まず総務省の公的統計で、50代・60代前半の女性が過去1年間にどのような趣味・娯楽をしていたかを確認します。そのうえで、自分に合う趣味を見つける6つの入口、一人で・家で・外で・誰かと、といった条件ごとの候補、お金をかけずに始める工夫、無理なく続けるための考え方を順にまとめました。

なお、この記事では趣味を、健康や若さを保つための手段としては紹介しません。楽しめる時間そのものを目的にした選び方を扱います。

「趣味がない」と感じている50代女性へ

趣味を探し始める前に、「趣味がない」と感じている気持ちについて考えておきます。そう感じる理由は人によってさまざまで、無理に何かを始めなければいけないものでもありません。

趣味がないことを、責めなくて大丈夫です

「趣味がない」と口にするとき、どこか引け目のような気持ちを抱く方もいらっしゃいます。

この記事では、趣味がないことを欠点としては扱いません。趣味は、持ちたいと思ったときに探し始めればよいものとして考えます。

時間の使い方が変わる時期だからこそ、迷うこともあります

50代は、暮らしの形が変わる出来事が重なることもある年代です。

子どもが独立して家の中が静かになった方、まだ子育てや仕事で手いっぱいの方、親の介護と仕事を両立している方。立場によって、使える時間や体力、気持ちの余裕は違います。

急に時間ができて「何をすればいいか分からない」と戸惑うことも、時間がないなかで「自分には趣味がない」と感じることも、どちらも暮らしの変化に伴って起こりうる気持ちの動きです。

休む時間も、過ごし方の一つです

家でゆっくり映画やドラマを観る、好きな音楽を聴く。こうした時間を「趣味と言えるほどではない」と感じる方もいらっしゃいます。

ただ、次の章で紹介する総務省の調査では、テレビ・DVD・パソコンなどでの映画鑑賞や、CD・スマートフォンなどによる音楽鑑賞も、趣味・娯楽の種類の一つとして数えられています。すでにしていることを、趣味として数え直すところから始めてもかまいません。

公的統計で見る、50代・60代前半の女性が過去1年間に行った趣味・娯楽

「50代女性の趣味ランキング」を知りたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、出典の分からない順位づけではなく、総務省の公的統計を使って、50代・60代前半の女性がどのような趣味・娯楽をしていたかを見ていきます。

調べたのは総務省「社会生活基本調査」です

総務省統計局の「社会生活基本調査」は、生活時間の使い方や、自由時間に行っている主な活動を調べる調査です。

この記事で使ったのは、令和3年社会生活基本調査の「第30-2表 男女,ふだんの健康状態,頻度,年齢,趣味・娯楽の種類別行動者率(10歳以上)-全国」です(2022年8月31日公表・2026年10月8日確認)。

調査では「趣味・娯楽」を、個人の自由時間の中で行うものとして35種類に分けています。「行動者率」は、その年齢区分の人口のうち、過去1年間(令和2年10月20日〜令和3年10月19日)にその種類の活動を行った人の割合です。同じ表の頻度の区分には「年に1〜4日」も含まれており、行動者率は回数を問わずに数えた割合です。

女性50〜54歳・55〜59歳・60〜64歳で、行動者率が15%以上だった種類

何らかの趣味・娯楽を行った人の割合(趣味・娯楽の総数)は、女性50〜54歳が90.0%、55〜59歳が88.9%、60〜64歳が86.7%でした。

下の表は、女性の3つの年齢区分のいずれかで行動者率が15%以上だった12種類を、女性50〜54歳の値が高い順に並べたものです。数値は統計表に掲載されている値をそのまま載せています。この表は64歳までの年齢区分を載せており、65歳以上の区分は含めていません。

趣味・娯楽の種類女性50〜54歳女性55〜59歳女性60〜64歳
CD・スマートフォンなどによる音楽鑑賞64.9%56.9%45.9%
映画館以外での映画鑑賞(テレビ・DVD・パソコンなど)61.4%57.2%50.0%
スマートフォン・家庭用ゲーム機などによるゲーム41.7%39.5%27.3%
趣味としての読書(マンガを除く)38.2%37.1%36.3%
マンガを読む36.7%25.8%16.9%
園芸・庭いじり・ガーデニング35.8%40.4%47.6%
映画館での映画鑑賞32.2%26.8%22.8%
趣味としての料理・菓子作り28.9%26.4%24.6%
写真の撮影・プリント27.1%23.9%19.4%
編み物・手芸15.8%19.1%19.7%
美術鑑賞(テレビ・スマートフォン・パソコンなどは除く)14.4%15.5%14.1%
遊園地、動植物園、水族館などの見物13.9%14.3%16.2%

出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」第30-2表(男女の「女」、ふだんの健康状態・頻度はいずれも「総数」の行)/2022年8月31日公表・2026年10月8日確認

表の上のほうには、テレビやDVDで観る映画、スマートフォンなどで聴く音楽、読書のように、家でもできる種類が並んでいます。

年齢区分によって、値の並びが違う種類もあります。園芸・庭いじり・ガーデニングは、50〜54歳で35.8%、55〜59歳で40.4%、60〜64歳で47.6%でした。編み物・手芸は、50〜54歳の15.8%に対して、55〜59歳で19.1%、60〜64歳で19.7%です。

統計から言えること、言えないこと

この表から分かるのは、過去1年間にその趣味・娯楽をした人の割合です。読むときは、次の点に気をつけてください。

  • 行動者率は、過去1年間に行ったかどうかを数えた割合です。好まれている順番や、長く続けている人の順番を表すものではありません
  • この調査は、令和3年10月20日現在で、無作為に選んだ約9万1千世帯の10歳以上の方を対象に行われました。同じ人を年齢ごとに追いかけたものではないため、「年齢を重ねると好みが変わる」という意味には読めません
  • 調査期間は令和2年10月20日〜令和3年10月19日で、その時期の暮らしの状況も数字の前提になります

表に入らなかった種類を選ぶことに、問題があるわけではありません。例えば、楽器の演奏は女性50〜54歳で8.7%、詩・和歌・俳句・小説などの創作は1.2%でした。割合の大きさと、その趣味が自分に合うかどうかは別のことです。

自分に合う趣味を見つける6つの入口

統計で全体を見たあとは、自分に合うものを探す段階です。ここでは、趣味を見つけるきっかけになる入口を6つ紹介します。どれか一つから試しても、いくつかを組み合わせてもかまいません。

1. 子どもの頃や若い頃に好きだったことを思い出す

昔夢中になっていたことには、自分の好みのヒントがあります。

学生時代に楽器を弾いていた、ノートに絵を描くのが好きだった、手紙を書くのが楽しかった、といった記憶をたどってみます。当時と同じ形でなくても、今の暮らしに合う形で再開する方法を探すことができます。昔弾いていた楽器を、50代から再開する方もいらっしゃいます。

2. 日々の「ちょっと気になる」を書き留める

日常の中で「いいな」「もう少し知りたい」と感じた瞬間を、そのままにせず記録しておく方法です。

テレビで見た手仕事、街で見かけた花、友人から聞いた旅の話など、気になったことを手帳やスマートフォンのメモに一言ずつ書いておきます。しばらく続けると、自分の関心が向きやすい分野が見えてくることがあります。

3. 身近な人が楽しんでいることに、一緒に参加してみる

家族や友人が楽しんでいることに同行してみるのも、入口の一つです。

一人では選ばなかった分野に触れる機会になります。合わないと感じたら、無理に続ける必要はありません。参加してみたこと自体が、自分の好みを知る手がかりになります。

4. 1回だけの体験や講座に参加してみる

続けるかどうかを決める前に、まず1回だけ試してみる方法です。

体験レッスンや自治体の講座、美術館や博物館の催しなど、1回から参加できる機会を探してみます。申し込む前に、費用、続けて申し込む必要があるかどうか、キャンセルの条件を確かめておくと安心です。

5. 周りの人に「私は何をしているとき楽しそう?」と聞いてみる

自分では気づかない一面を、身近な人が見ていることもあります。

家族や長年の友人など、聞きやすい相手に尋ねてみます。「話しているときに楽しそうだったこと」を教えてもらうと、思いがけない候補が出てくることがあります。

6. 気になったテーマを、本や講座で少し深く調べる

興味の芽を見つけたら、少しだけ掘り下げてみる方法です。

図書館で関連の本を借りる、入門の講座をのぞいてみるなど、調べるうちに関心が深まることもあれば、思っていたのと違うと分かることもあります。どちらも、選ぶための材料になります。性格診断や興味のテストを、考えるきっかけとして使う方法もありますが、結果はあくまで参考の一つです。

これまでの経験や好みを書き出して整理する方法は、「50代からの趣味探しのための「自分の棚卸し」」で詳しく紹介しています。

条件で選ぶ趣味の候補|一人で・家で・外で・誰かと

自分に合う趣味は、好みだけでなく、使える時間や体力、家族との暮らし方といった条件によっても変わります。50代から60代にかけては、仕事や家族の状況が変わることもあるため、そのときの条件に合わせて選び直してもかまいません。ここでは条件ごとに候補を挙げ、詳しく紹介している記事は各項目の本文で案内します。

趣味の例一人でできるか主な場所始めるときに用意するものの例
編み物・手芸できる(教室で習う方法もある)家毛糸と編み針など。作るものによって違う
映画鑑賞できる家・映画館家で観る場合は視聴する機器。配信サービスを使う場合は、サービスごとの利用条件を確認
短歌できる(教室や講座、通信講座で学ぶ方法もある)家・外出先紙と筆記用具、スマートフォンのメモなど
楽器できる(教室で習う方法もある)家・教室など。家で練習できるかは楽器と住まいによる楽器。種類によっては付属品や周辺機器も必要
読書できる(読書会に参加する方法もある)家・図書館本。公立図書館で借りる方法もある
園芸・ガーデニングできる庭・ベランダ・室内鉢や土、苗や種など。育てるものによって違う
散歩・神社巡りできる外歩きやすい靴など
写真できる家・外スマートフォンのカメラから始める方法もある
ヨガできる(教室やオンラインで習う方法もある)家・教室動きやすい服装、ヨガマットなど
太ももの筋トレできる家動きやすい服装。種目によって、椅子や床に敷くマット・バスタオルなど

表の「一人でできるか」は、一人でも始められるかどうかの目安です。教室や仲間と一緒に楽しむ方法がある趣味もあります。費用は選ぶ道具や習い方によって変わるため、金額は載せていません。

一人で、家で楽しむ

自分のペースで、思い立ったときに始められるのが、家で一人で楽しむ趣味です。

編み物は、毛糸と編み針など少ない道具から始められます。道具の選び方や最初の作品の選び方は、「50代からの編み物の始め方|道具選びと続け方を解説します」で紹介しています。

映画は、家で観る楽しみ方も、映画館へ出かける楽しみ方もあります。詳しくなくても楽しめる見方を、「趣味として映画鑑賞を「にわか」から始める楽しみ方」でまとめています。

短歌は、紙とペンがあれば、家事の合間や外出先でも言葉を書き留められます。一人で作るだけでなく、教室や講座、通信講座で学ぶ方法もあります。学び方や教室の選び方は「「短歌を習いたい人」必見!初心者におすすめの学び方」で紹介しています。

楽器は、音の大きさや練習できる場所が楽器によって違います。初めての方と昔弾いていた方での選び方の違いや、住まいの条件に合わせた選び方は、「50代から始められる楽器は?音と練習場所で選ぶ8つの候補」で詳しく紹介しています。

一人で、外へ出かけて楽しむ

家の外に出る理由があると、いつもの道や季節の変化に目が向くこともあります。

近所の散歩、美術館や博物館めぐり、写真を撮りながらの街歩きなどは、一人でも始められます。神社をめぐりながら、建物や由来を知る楽しみ方もあります。参拝の作法や撮影できる場所の決まりは神社ごとに違うため、境内の案内に従ってください。

体を動かして楽しむ

体を動かす趣味は、何かの効果を目的にせず、動く時間そのものを楽しむ趣味として選ぶこともできます。

ヨガには流派や教室によってさまざまな種類があり、家で一人で行う方法も、教室やオンラインで習う方法もあります。種類と選び方は「ヨガの種類と選び方|50代・60代から始める方へ」で、太ももの筋トレは「50代女性が太ももの筋肉を鍛える筋トレ|膝を痛めないための始め方」でまとめています。

体を動かす趣味は、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行い、痛みや違和感が出たら中止してください。持病のある方や体調に不安のある方は、始める前に医師にご相談ください。

誰かと一緒に楽しむ

同じ趣味を持つ人と過ごす時間を楽しみたい方には、教室やサークルという選び方もあります。

自治体の広報誌やウェブサイトには、住民向けの講座やサークルの案内が載っていることがあります。申し込む前に、費用、続けて通う必要があるかどうか、やめるときの手続きを確かめておくと、始めてから困りにくくなります。

学びにつなげて楽しむ

趣味として始めたことを深めるうちに、関連する資格の勉強に関心が向く方もいらっしゃいます。

資格を取ることを目標にしても、学ぶ過程そのものを楽しむことを目的にしてもかまいません。資格を選ぶ前に考えておきたいことは、「50代の資格取得は「無駄」?取る前に考えたい5つのこと」でまとめています。

お金をかけずに始めるための3つの工夫

趣味にかけられるお金は、暮らし方によって人それぞれです。ここでは金額の目安ではなく、出費を抑えながら始めるための考え方を3つ紹介します。

公立図書館や自治体の講座を調べる

本を読む趣味だけでなく、どの趣味を始めるときにも、公立図書館は情報を集める場所として使えます。

図書館法第17条には、「公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。」と定められています(e-Gov法令検索で2026年10月8日確認)。気になる趣味の入門書を何冊か読み比べてから、始めるかどうかを決めることもできます。

ただし、この条文の対象は公立図書館です。利用登録の条件や、館内の催し・講座の扱いは図書館ごとに違うため、お住まいの地域の図書館の案内で確かめてください。自治体の講座も、費用や参加の条件は講座ごとに違います。

道具は手持ちのもの・最小限から

最初から道具を一式そろえず、手元にあるものから始める方法です。

写真ならスマートフォンのカメラ、手芸なら家にある布や糸から始めることができます。続けたいと思えたら、そのときに必要なものを少しずつ買い足していきます。体験用の道具を貸し出している教室や講座を選ぶ方法もあります。

続けたときにかかる費用も、始める前に考えておく

始めるときの出費だけでなく、続けたときにかかる費用も見ておきます。

月謝や会費、材料の買い足し、教室までの交通費、発表会や作品展への参加費などは、続けるほどかかる費用です。入会金や年会費が必要な教室もあります。家計の中で無理のない範囲を、始める前に決めておくと安心です。

始めたあと、無理なく続けるための4つのこと

趣味は、始めることより、続けることのほうに迷いが出ることもあります。ここでは、無理なく続けるために心にとめておきたいことを4つ挙げます。

「続けなければ」と決めすぎない

続けることを目標にしすぎると、楽しむための時間が負担になることがあります。

合わないと感じたらやめてもかまいませんし、しばらく休んでから再開してもかまいません。一度離れたことに、何年かたって戻ってくる方もいらっしゃいます。以前は楽しかった趣味を楽しめなくなったと感じたときの考え方は、「「趣味が楽しめなくなった」その原因とは?」でまとめています。

時間は小さく確保する

まとまった時間がとれなくても、短い時間から始める方法があります。

例えば「週に1回、寝る前の15分は編み物をする」のように、小さく決めておくと続けやすくなる場合があります。仕事や介護で時間がとりにくい時期は、趣味の時間が減っても自分を責めないことも大切です。時間が取れないときの向き合い方は、「趣味の時間が取れないストレスとの向き合い方」で紹介しています。

上達より「楽しめたか」を目安にする

上手になることを目指すのも楽しみ方の一つですが、それだけを目安にすると疲れてしまうこともあります。

作品の出来栄えや、ほかの人との比べ合いではなく、「今日の時間は楽しかったか」を目安にする方法もあります。

趣味を聞かれたときの答え方に迷ったら

職場や集まりで趣味を聞かれ、答えに迷う場面もあります。

始めたばかりのことや、家で映画を観る時間など、今していることをそのまま伝えてもかまいません。答え方の例は、「趣味を聞かれたらどう答える?女性におすすめの答え方」で紹介しています。

よくある疑問

50代・60代の女性の趣味探しについての疑問に、ここまでの内容をふまえてお答えします。

Q1. 趣味がない50代女性は、どうすればいいですか?

無理に趣味を作る必要はありません。まずは、家で映画を観る、音楽を聴くなど、すでにしていることを趣味として数え直してみる方法があります。新しく始めたいと感じたら、「自分に合う趣味を見つける6つの入口」から、一つだけ試してみてください。

Q2. 50代女性がこれから始める趣味は、何がいいですか?

使える時間や体力、一人で楽しみたいか誰かと楽しみたいかといった条件によって、合う趣味は変わります。「条件で選ぶ趣味の候補」の表から、今の暮らしに合いそうなものを選び、まずは1回試してみる方法があります。

Q3. 一人で楽しめる趣味はありますか?

この記事の早見表に挙げた10の例は、いずれも一人で始められるものです。家で楽しむなら編み物・手芸、映画鑑賞、短歌、読書など、外に出るなら散歩や神社巡り、写真などがあります。

Q4. 50代女性の趣味ランキングはありますか?

この記事では、出典の分からない順位づけではなく、総務省「社会生活基本調査」の行動者率を紹介しています。行動者率は、過去1年間にその趣味・娯楽をした人の割合で、好まれている順番や、続けている人の多さを表すものではありません。

Q5. 60代からでも始められますか?

60代から新しい趣味を始める方もいらっしゃいます。総務省の調査では、女性60〜64歳の行動者率は、園芸・庭いじり・ガーデニングが47.6%、編み物・手芸が19.7%でした。60代だからという理由だけで、選べる趣味が狭まるわけではありません。体を動かす趣味は、体調に合わせて無理のない範囲で行ってください。

Q6. お金をかけずに楽しめる趣味はありますか?

公立図書館で本を借りる、近所を散歩する、手持ちの道具で手芸を始めるなど、出費を抑えて始められる趣味があります。始めるときだけでなく、続けたときにかかる費用も考えておくと安心です。

まとめ

50代女性の趣味の見つけ方について、公的統計と条件ごとの候補をもとにまとめました。

  • この記事では、趣味がないことを欠点としては扱いません。すでにしていることを数え直すところから始めてもかまいません
  • 総務省の調査では、女性50〜54歳の90.0%が、過去1年間に何らかの趣味・娯楽を行っていました。行動者率は好まれている順番を表すものではありません
  • 6つの入口(昔好きだったこと、気になることの記録、身近な人への同行、1回だけの体験、周りの人に聞く、本や講座で調べる)から、試しやすいものを選べます
  • 一人で・家で・外で・誰かと、といった条件から選ぶと、今の暮らしに合う候補が見つけやすくなります
  • 公立図書館や手持ちの道具を使えば、出費を抑えて始められます

「これなら少し試せそう」と感じたものはありましたか。気になった入口を一つ選んで、まずは試してみてはいかがでしょうか。


※本記事は一般的な情報の提供を目的としており、趣味による医学的な効果効能を保証するものではありません。体を動かす趣味は、体調に不安のある方や持病をお持ちの方は医師にご相談のうえ、無理のない範囲でお楽しみください。痛みや違和感を感じた場合は、無理せず中断してください。

※気分の落ち込みや興味の喪失が長く続く場合は、自己判断せず、心療内科・精神科などの専門医にご相談ください。本記事は一般的な情報の提供を目的としており、医学的な判断・治療を代替するものではありません。

※統計の数値は、総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」の第30-2表(2022年8月31日公表)を、2026年10月8日に確認したものです。調査の対象と時期は同調査の概要、図書館法の条文はe-Gov法令検索で、同日に確認しました。

50代からの趣味と仕事