はじめに
「神社やお寺で御朱印をいただいてみたいけれど、集めることにどんな意味があるのだろう」「『御朱印集めは良くない』という話も聞くけれど、趣味として始めてもよいのだろうか」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
御朱印集めは、お参りした神社やお寺の記録を、御朱印帳に一つずつ残していく趣味です。年齢を問わず始められ、近くの寺社から少しずつ広げていくこともできます。
本記事では、神社本庁や宮城県神社庁などの案内をもとに、御朱印の意味と集める理由、「良くない」と言われる理由、始め方、集めた御朱印帳の扱いまでを、50代・60代から始めたい方に向けて整理します。なお、この記事は特定の信仰を勧めたり、ご利益の有無を判断したりするものではありません。作法や授与の方法は寺社ごとに異なるため、訪れる先の案内を優先してください。
御朱印とは?参拝の証としていただく印と墨書き
御朱印とは、神社やお寺に参拝した証としていただく、印と墨書きのことです。専用の帳面である御朱印帳に書いていただき、お参りを重ねるごとに記録が増えていきます。ここでは、御朱印の起源と呼び名の移り変わり、神社とお寺での違いを見ていきます。
起源は経典を納めたときの「書付」とされる
御朱印の始まりについて、神社本庁の公式サイトは次のように説明しています。
奈良・平安の昔に、書き写した経典を神社やお寺に納めた際にいただいた「納経受取(のうきょううけとり)の書付」が、御朱印の起源ではないかといわれています。こうした納経はしだいに一般にも広がり、やがて経典を納めずに参拝だけをした場合にも、証明を書いてもらう形へ変わっていったと考えられています。
現在、御朱印が「参拝した証」としていただくものとされている背景には、こうした歴史があります。
「御朱印」という呼び名が見られるのは昭和から
神社本庁によると、鉄道網が整った明治以降には、寺社を巡る旅行と、印を集める「集印」が盛んに行われるようになりました。案内本や旅行記も出版され、昭和10年頃から「御朱印」という呼び名が見られるようになります。
宮城県神社庁の案内では、それ以前は「社印」「御判」などとも呼ばれていたと紹介されています。寺社を巡って印を集めることは、明治以降の旅の広がりとも結びついてきました。
神社の御朱印とお寺の御朱印
御朱印は、神社でもお寺でもいただけます。寺社の名前や参拝の日付などが墨で書かれ、印が押されていますが、書かれる内容や形は寺社ごとに異なります。
お寺では、御朱印をいただく場所が「納経所」、帳面が「納経帳」と呼ばれることもあります。四国八十八ヶ所霊場会の「札所参拝手順」では、本堂と大師堂でのお参りが終わったあとに、納経所でご朱印をいただく流れが案内されています。
また、四国遍路について観光庁の多言語解説文データベースに収められた解説では、朱印と墨書きをいただく手帳を納経帳と呼び、その墨書きと朱印は、お寺にお経を納めたことを証明するためのものだと説明されています。四国遍路の例ではありますが、お寺の御朱印と納経との結びつきがうかがえます。
御朱印を集める意味と理由
「御朱印は何のために集めるの?」という点は、これから始める方がまず気になるところかもしれません。ここでは、寺社側の案内にある御朱印の本来の意味と、集める方の気持ちとして考えられること、ご利益との関係を順に見ていきます。
本来の意味は「参拝した証」
宮城県神社庁の「御朱印マナー」では、御朱印は参拝の証であり、参拝してこそ意味があると案内されています。あわせて、御朱印は授与品と同じく信仰にもとづく大切なものであり、お札やお守りをいただくときのように穏やかな気持ちで待つよう呼びかけられています。
御朱印を集めることは、お参りを重ねた記録が一冊にまとまっていくことでもあります。信仰の深さは人それぞれですが、寺社の案内では、まずお参りをしてから御朱印をいただくという順番が大切にされています。
集める方の気持ち(心理)として考えられる4つのこと
御朱印を集める理由は、人によってさまざまです。ここでは、考えられる気持ちを4つ、順位をつけずに挙げます。
①参拝した記録が手元に残る
御朱印には、寺社の名前と参拝の日付が残ります。いつ、どこを訪ねたのかを、あとから一冊の中で振り返ることができます。神社本庁は御朱印帳を、参拝したときの感動をいつまでも留めてくれるような、かけがえのない存在と表現しています。
②一枚ずつ筆づかいが異なる
宮城県神社庁は、人が書いている以上、まったく同じ御朱印はないと案内しています。同じ寺社でも、書き手やその日によって筆の運びは少しずつ違います。その違いを見ることを楽しみにしている方もいらっしゃいます。
③寺社を訪ねるきっかけになる
「次はあの神社へ行ってみよう」と、出かける先を考えるきっかけになります。近所にありながら、これまで足を運んだことのなかった寺社を訪ねる理由にもなります。
④旅や日々の出来事を思い出す手がかりになる
御朱印帳をめくると、誰と出かけたか、どんな季節だったかを思い出すことがあります。旅の写真とは別に、その日の記憶をたどる手がかりとして大切にしている方もいらっしゃいます。
「集めるといいことがある?」ご利益や運気との関係
御朱印について調べていると、「ご利益がある」「集めると運気が上がる」、反対に「集め方によっては運気が下がる」といった言葉を目にすることもあります。
御朱印にご利益があるかどうか、運気が変わるかどうかを、この記事では判断しません。信仰のとらえ方は人によって異なり、確かめられる形で示すことができないためです。
この記事では、御朱印を「参拝した記録」として味わう楽しみ方のほうに目を向けます。不安になる言葉に振り回されず、寺社が案内している作法を守ってお参りすることに、まず目を向けてみてはいかがでしょうか。
「御朱印集めは良くない」と言われるのはなぜ?
御朱印集めについては、「良くない」「危険」「怒られる」といった強い言葉で語られることもあります。不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、寺社側の案内を読むと、挙げられているのは参拝の順番や授与所での振る舞いに関する注意です。ここでは、その内容を確認します。
宮城県神社庁の案内で挙げられている注意点
宮城県神社庁は「御朱印マナー」のページで、神社で御朱印をいただく際の注意点を挙げています。主な内容を、この記事の言葉で要約すると次のとおりです。
- 御朱印をいただく前に、まず参拝をする
- 御朱印を参拝の目的にしない(同庁は、御朱印は「スタンプラリーではありません」としています)
- 書いている間は話しかけない。のぞき込んだり、無断で撮影したりしない
- 受付時間外に訪ねたり、書き手を急かしたりしない
- いただいた御朱印について、本やインターネットで見たものと違うなどと不満を言わない
- 転売を目的に集めない。インターネットなどで購入しない
同庁はあわせて、御朱印や御朱印帳の転売、御朱印に関わるトラブルが見られることにも触れています。一部の方の振る舞いによって、ほかの参拝者が御朱印を受けられなくなる場合もあると案内しています。
これらは神社の団体による案内です。お寺の作法や考え方は、お寺や宗派によって異なります。お寺では、それぞれの寺院の案内に従ってください。
集めることより「どう受けるか」に目を向ける
こうした注意点を見ると、「良くない」と言われる背景には、参拝よりも集めることが先に立ってしまう振る舞いがあることがうかがえます。
この記事では、御朱印を集めること自体の良し悪しではなく、参拝と授与所での振る舞いのほうに目を向けます。まずお参りをして、静かに待ち、書いていただいた方にお礼を伝える。この順番を大切にしながら、寺社を訪ねる時間を丁寧に味わう楽しみ方もできるのが、御朱印集めです。
迷ったときは、その寺社の掲示や授与所の案内に従うと安心です。
御朱印集めの魅力と楽しみ方
御朱印集めの楽しみは、御朱印をいただく瞬間だけではありません。どこを、いつ、どのように訪ねるかを考えるところから、趣味の時間は始まっています。ここでは、楽しみ方の例を4つ紹介します。
テーマを決めて巡る
訪ねる先にテーマを決めると、巡る楽しみが広がります。住まいのある地域の神社を順に訪ねる、同じ地域のお寺を巡る、七福神めぐりに出かけるなど、テーマの立て方はさまざまです。
四国遍路のように、巡る寺院が定められた霊場めぐりもあります。すべてを一度に回るのではなく、何回かに区切って少しずつ巡る方もいらっしゃいます。ご自身の体力や予定に合わせて、無理のない計画を立ててみてください。
季節や行事に合わせて訪ねる
春の花、秋の紅葉、年の初めの初詣など、季節や行事に合わせて訪ねるのも楽しみ方の一つです。同じ寺社でも、季節が変わると境内の景色は違って見えます。
季節や行事にちなんだ限定の御朱印を授与している寺社もあります。授与の有無や期間、受け方は寺社によって異なり、変更や終了もあるため、寺社の公式サイトや掲示で事前に確認しておくと安心です。混雑する時期は、譲り合いの気持ちを持って訪ねましょう。
建物や庭、仏像などに目を向ける
鳥居や山門、本殿や本堂、庭園など、寺社にはその場所ならではの建物や景色があります。御朱印をいただくだけでなく、境内をゆっくり歩いて、建物の造りや由緒書きに目を向けてみるのも一つの方法です。
ただし、写真撮影が禁止されている場所や、許可なく入れない建物もあります。公益社団法人やまなし観光推進機構の案内でも、撮影禁止の場所では写真を撮らないこと、見学できる建物以外には許可なく入らないこと、建物や展示物にむやみに触れないことが挙げられています。境内の注意書きを確かめながら楽しみましょう。
旅や散策と組み合わせる
寺社の周りには、門前の街並みや地元の食事処、名産品のお店などがあることもあります。御朱印をいただいた後に周辺を散策すると、その土地の雰囲気をより深く味わえます。
日帰りの小さな旅として計画したり、旅行の予定に寺社を一つ加えたりと、ほかの楽しみと組み合わせることで、出かける楽しみが広がります。
御朱印集めの始め方
御朱印集めは、御朱印帳と小銭を用意すれば始められます。ここでは、これから始める初心者の方に向けて、用意するもの、御朱印をいただくまでの流れ、神社とお寺で異なる参拝の作法、紙でいただく御朱印と受付をしていない場合について、順に説明します。
用意するもの
始めるときに用意するものは、次の3つです。
- 御朱印帳:寺社の授与所のほか、文具店などでも扱われています。寺社によっては、オリジナルの御朱印帳を授与しているところもあります
- 小銭:宮城県神社庁は、小銭を用意しておくよう案内しています
- 御朱印帳への名前の記入:宮城県神社庁は、受付で御朱印帳を預ける神社もあるため、名前を書いておくとよいとしています
御朱印集めでかかるお金は、主に御朱印帳の代金、御朱印をいただく際に納める金額、交通費です。公益社団法人やまなし観光推進機構も、御朱印をいただく際に納める金額は寺社によって異なると案内しています。受付の掲示に「初穂料」「納経料」などと書かれていることもあるため、本記事では金額の目安は示さず、訪れる寺社の掲示や公式サイトで確認することをおすすめしています。
御朱印をいただくまでの5つの流れ
宮城県神社庁の案内をもとに、神社で御朱印をいただくまでの流れを、この記事で整理しました。
- 参拝する:御朱印の前に、まずお参りをします
- 受付へ行く:授与所や社務所など、御朱印を受け付けている場所へ向かいます
- 書いてほしいページを開いて渡す:上下の向きを確かめて渡します。ページの指定など特別な希望がある場合は、このときに伝えます
- 書き終わるまで静かに待つ:書き手は集中して書いています。呼ばれるまで静かに待ちます
- 受け取って、お礼を伝える:納める金額を渡し、御朱印帳を受け取ります
このうち「参拝する」「ページを開いて渡す」「静かに待つ」は宮城県神社庁の案内にもとづく内容で、「受付へ行く」「お礼を伝える」はこの記事で補った内容です。お寺では、受付が「納経所」と書かれている場合もあります。また、寺社によっては、先に御朱印帳を受付に預けてから参拝するよう案内される場合もあります。その場合は、寺社の案内に従ってください。
神社とお寺で異なる参拝の作法
神社とお寺では、参拝の作法が異なります。
神社:神社本庁は、拝礼の作法として「再拝(礼)・二拍手・一拝(礼)」が基本になっていると案内しています。2回拝礼し、胸の高さで2回手を打ち、終わりにもう1回拝礼する作法です。参拝の前には、手水舎(てみずや)で手と口を清める「手水」の作法も紹介されています。ただし、神社によっては特殊な拝礼方法を行っているところもあり、その場合はその神社の作法に従うよう案内されています。
お寺:公益社団法人やまなし観光推進機構の案内では、山門の前で一礼し、手水舎で手と口を清めてから本堂へ向かいます。本堂では一礼したあと、胸の前で合掌して祈り、終わったら再び一礼します。神社のように手を打つ「柏手(かしわで)」は打たないとされています。同機構は、参拝の方法は神社やお寺によって違う場合があるとも案内しています。
作法に自信がない場合でも、心を落ち着けて丁寧にお参りすることを大切にしましょう。境内に作法の案内がある場合は、それに従ってください。
紙でいただく御朱印と、受け付けていないとき
御朱印帳に直接書くのではなく、紙に書かれた御朱印を授与している寺社もあります。この形は「書き置き」と呼ばれることもあります。紙でいただいた御朱印は、折れや汚れに気をつけて持ち帰りましょう。
また、御朱印をいつでもいただけるとは限りません。宮城県神社庁は、神社によって受付時間が違うこと、神職や職員が常にいるとは限らないこと、お祭りや行事の際には受け付けていない場合があることを挙げ、事前に調べてから訪ねるよう勧めています。公益社団法人やまなし観光推進機構も、不在時や多忙時を避け、事前に連絡してから訪ねるよう案内しています。
集めた御朱印・御朱印帳はどうする?
「集めた御朱印帳は、その後どうすればいいの?」という疑問を持つ方もいらっしゃいます。ここでは、いただいた後の扱い方と楽しみ方を3つに分けて紹介します。
保管する
宮城県神社庁は、御朱印帳を清浄な場所に保管するよう案内しています。紙でできているため、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所を避け、箱や袋に入れておくのも一つの方法です。
紙でいただいた御朱印は、御朱印帳に貼るか、ファイルなどに挟んで保管しておくと、折れや汚れを防ぎやすくなります。
見返す・記録をつける
御朱印帳とは別にノートを用意して、訪ねた日、天気、一緒に出かけた人、印象に残ったことを書き留めておく方法もあります。あとで御朱印帳と並べて見返すと、その日のことを思い出しやすくなります。
旅の写真と合わせて整理しておけば、自分だけの旅の記録にもなります。
御朱印帳がいっぱいになったら
御朱印帳がいっぱいになったら、新しい御朱印帳を用意して続けます。表紙の裏などに何冊目かを書いておくと、あとで並べたときに順番が分かりやすくなります。
使い終えた御朱印帳の扱いに迷う場合は、自宅で大切に保管するほか、寺社に相談してみるのも一つの方法です。
50代・60代から無理なく続ける工夫
子育てや仕事が一段落した50代の方、60代になって自分の時間を持てるようになった方にとって、御朱印集めは自分のペースで続けられる趣味の一つです。ここでは、体力や暮らしに合わせて無理なく続けるための工夫を紹介します。
近くの神社やお寺から始める
最初から遠くの有名な寺社を目指さなくても、住まいの近くにある神社やお寺から始めることができます。散歩の途中に立ち寄れる距離であれば、思い立った日に出かけられます。
仕事を続けている方や、親の介護などで遠出が難しい時期の方も、近くの寺社を訪ねる形であれば、暮らしのリズムに合わせて楽しめます。
階段や坂道、季節に合わせて計画する
寺社の中には、長い石段や坂道、山道を上った先にあるところもあります。歩きやすい靴を選び、足元に気をつけながら、ご自身のペースで進みましょう。
暑い時期や寒い時期は、出かける時間帯や服装を工夫し、無理をしないことが大切です。体調がすぐれない日は、日を改めても構いません。受付時間や行事の予定も、出かける前に確かめておくと安心です。
一人でも、家族や友人とでも
御朱印集めは、一人でも、誰かと一緒でも楽しめます。一人で静かにお参りする時間を大切にする方もいれば、夫婦の旅行の予定に寺社を加える方、友人とテーマを決めて巡る方もいらっしゃいます。
誰かと出かける場合も、境内や授与所では会話の声を控えめにし、ほかの参拝者への配慮を忘れないようにしましょう。
御朱印集めと相性のよい趣味
御朱印集めは、ほかの趣味と組み合わせることで、楽しみ方がさらに広がります。ここでは、寺社巡りや旅と相性のよい趣味を2つ紹介します。
神社巡り
御朱印をいただくかどうかにかかわらず、神社の建物や歴史、境内の雰囲気そのものを味わう趣味です。御朱印集めと合わせて、由緒や祀られている神様について調べてみると、訪ねる楽しみが深まります。
神社巡りの楽しみ方は、女性の趣味にぴったり!神社巡りの魅力と楽しみ方で紹介しています。
短歌で旅の記録を残す
御朱印帳とは別のノートに、その日に見た景色や感じたことを短歌にして書き留める楽しみ方もあります。御朱印と短歌を並べて見返すと、旅の記憶がよみがえることもあります。
短歌の学び方は、「短歌を習いたい人」必見!初心者におすすめの学び方で紹介しています。
よくある疑問
御朱印集めを始める前に、気になりやすい疑問をまとめました。
Q:神社とお寺の御朱印を、同じ御朱印帳にいただいてもいいですか?
この記事で確認した寺社側の案内では、決まりとして示されたものは見当たりませんでした。ただし、寺社によって考え方が異なる場合もあります。気になる方は、神社用とお寺用で御朱印帳を分ける、授与所で確認する、といった方法があります。
Q:同じ神社やお寺で、何度いただいてもいいですか?
訪ねるたびにお参りをして、御朱印をいただく方もいらっしゃいます。宮城県神社庁が案内しているように、御朱印は参拝の証なので、まずお参りをしてからいただくことが大切です。授与の方針は寺社ごとに異なるため、案内に従ってください。
Q:御朱印帳の最初のページは空けておくものですか?
この記事で確認した寺社側の案内では、決まりとして示されたものは見当たりませんでした。宮城県神社庁の案内では、1ページ空けておいてほしいといった特別な要望があれば、事前に伝えるよう書かれています。希望があるときは、御朱印帳を渡す際に伝えましょう。
Q:御朱印帳を忘れたときはどうすればいいですか?
宮城県神社庁によると、紙で御朱印をいただける神社もあり、あとで御朱印帳にのり付けすることもできます。ただし、紙の御朱印を用意していない神社もあるため、無理にお願いするのはやめましょう。
Q:御朱印帳はどこで手に入りますか?
寺社の授与所のほか、文具店などでも扱われています。初めて訪ねた寺社で授与されている御朱印帳から始める方もいらっしゃいます。表紙のデザインや大きさを見比べて、持ち歩きやすいものを選んでみてください。
Q:「趣味は御朱印集め」と人に話したり、履歴書に書いたりしてもいいですか?
参拝の記録を集める趣味として、話題にする方もいらっしゃいます。人に伝えるときは、「近くの神社から少しずつ巡っています」のように、楽しみ方を一言添えると話が広がりやすくなります。趣味の伝え方については、趣味を聞かれたらどう答える?女性におすすめの答え方でも紹介しています。
まとめ
本記事では、御朱印集めの意味と、趣味として楽しむための始め方を見てきました。
主なポイントは次のとおりです。
- 御朱印は参拝した証。起源は、経典を納めた際にいただいた書付ではないかといわれています(神社本庁)
- 集める理由は、記録が残る、筆づかいの違いを味わう、寺社を訪ねるきっかけになる、思い出の手がかりになるなど、人それぞれです
- 寺社の案内で注意されているのは、参拝より集めることが先に立つ振る舞いです。まずお参りをしてから、御朱印をいただきましょう
- 始めるときは御朱印帳と小銭を用意し、神社とお寺の作法の違いを知っておくと安心です
- 50代・60代からは、近くの寺社から始めたり、体力や季節に合わせて計画したりと、無理のないペースで続ける工夫ができます
ほかの趣味もあわせて探してみたい方は、50代女性の趣味の見つけ方|一人で・お金をかけずに始める選び方も参考にしてください。
次のお休みに、近くの神社やお寺を訪ねて、最初の一枚をいただいてみてはいかがでしょうか。
※本記事は、御朱印集めを趣味として楽しむ方法を紹介する目的で作成しています。特定の信仰を勧めたり、御朱印のご利益や運気の変化を約束したりするものではありません。
※参拝の作法、御朱印の授与の有無・受付時間・受け方、納める金額は寺社によって異なり、変更される場合があります。訪れる前に、各寺社の公式サイトや掲示でご確認ください。
※本記事は2026年10月11日に、神社本庁・宮城県神社庁・一般社団法人四国八十八ヶ所霊場会・公益社団法人やまなし観光推進機構・観光庁の公開ページを確認して作成しています。
参考にした資料(いずれも2026年10月11日確認)
- 神社本庁「御朱印について」
- 神社本庁「参拝方法」
- 宮城県神社庁「御朱印マナー」
- 一般社団法人四国八十八ヶ所霊場会「札所参拝手順」
- 公益社団法人やまなし観光推進機構「山梨の歴史を旅するサイト」参拝方法
- 観光庁「地域観光資源の多言語解説文データベース」お経を唱える(作成年度2020年・地域協議会名 一般社団法人 四国八十八ヶ所霊場会)
50代からの趣味と仕事

